不織布製品

オーダーメイド不織布

オーダーメイド不織布

概要

無限の可能性を秘めた不織布が、
お客様のご要望にきめ細かくお応えいたします

特長

限りない発展性の多用途素材、それが「不織布」です。

不織布は、多孔質構造による通気性、ろ過性、保温性などの基本特性のほかにも、製法や機能剤などの選択により、さまざまな機能をプラスできます。

「繊維に何を選ぶ?」「厚さは?」「頑丈またはソフト?」…。こうした選択肢の多様さが、不織布の可能性を無限に高めています。前田工繊では、製品以外にもご要望に応じた不織布のオーダーメイド製造を行っています。

用途に合わせたさまざまな機能を付加することができます。

不織布の基布製造では、ウェブ(繊維をふんわり重ね合わせたもの)をつくり、繊維同士を物理的・化学的にシート状に結合させます。製法にはさまざまな種類があり、目的に応じて組み合わせます。前田工繊は、自社で4種類もの製法を有していることが強みです。機能剤の付加は主に基布製造段階で行われます。その後に二次加工段階でも形状加工や性質加工により、機能の追加ができます。

ビルを支え、花粉を防ぐ。くつろぎの空間に、先端機器の心臓部に。

不織布は機能をプラスできるだけでなく、大量生産が可能で品質も安定しているため、幅広い用途に用いられています。マスク、調理用のあく取りシート、エコバッグなどのように生活の身の回りの多くのものに不織布が使用されています。さらに、携帯電話やコンピュータの中にある電磁波シールド材、絶縁材、充電池セパレータなどとして、先端産業の一端も担っているのです。

お問い合わせください。誠意と技術でお応えいたします。

前田工繊には、不織布分野40年以上の実績で培われた豊富なノウハウがあります。「うちの製品に不織布は使えないか?」「不織布を使ってこんなものをつくれないか?」「製品開発のコラボレーションはできないか?」ということがありましたら、ぜひご相談ください。日本有数の不織布のプロフェッショナル集団として、誠意と技術でお応えいたします。

前田工繊の不織布 4製法

不織布の製造法には、大きく分けるとスパンボンド式、乾式、湿式の3つがあります。前田工繊はその中でも主要な、スパンボンド式と乾式3製法の製造ラインを社内に有しています。この4つの方法を単独または複合して、不織布製造を行っています。

スパンボンド製造ライン

ノズルから溶出したエンドレスの長繊維でウェブを形成。熱ロールで結合させます。不織布の最終用途に合わせた設計が自在。幅広・高速生産も容易です。

ニードルパンチ製造ライン

特殊針がウェブを高速往復。針の微少な突起で繊維同士を絡ませて結合します。
嵩高性に富むタフな不織布をつくれます。

ケミカルボンド製造ライン

ウェブに接着樹脂をスプレー塗布。加熱・乾燥させて繊維交点を接着し、結合。接着樹脂に機能剤の添加も可能です。
柔軟性・ドレープ性に富んだ不織布をつくれます。

サーマルボンド製造ライン

低融点繊維を熱で溶かして結合。接着樹脂を使用せず、ソフトでボリューム感のある不織布がつくれます。

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