現場調合式接着系あと施工アンカー

ボルトメイト®エポEP-450

ボルトメイト®エポEP-450

概要

水中施工にも対応する作業性に優れた
現場調合式注入型接着系アンカー

ボルトメイトエポ EP-450は、エポキシ樹脂の主剤と、硬化剤を現場で調合し施工する注入方式の接着系あと施工アンカーです。主剤容器に硬化剤を加え撹拌・混合するだけで使用できる簡便さと、低粘度による良好な作業性を持っています。

特長

  • 撹拌・混合は主剤容器を手に持って振るだけで、特別な器具は必要ありません
  • 低粘度でさらにノズル付き容器で小径孔にも注入が容易です
  • 速硬化型で、エポキシ樹脂系接着剤としては短い時間で硬化します

適用例

  • 耐震補強壁
  • 増築改修用差筋
  • 設備・機器の設置
  • 防音壁・ガードレールなどの道路付帯設備の設置
  • 標識・看板取付け、ケーブル・パイプ支持

規格・特性

性状

  主成分 外観 混合比
主剤 エポキシ樹脂 無色透明液状 主剤:硬化剤=5:2(重量比)
硬化剤 変性ポリアミン 淡黄色透明液状

荷姿

  容量(ml) 梱包単位
主剤 206 20セット
硬化剤 94

可使時間と硬化時間

  5℃ 10℃ 20℃ 25℃ 30℃
可使時間 60分 35分 10分 7分 5分
初期硬化時間 18時間 12時間 6時間 4時間 2時間
硬化時間 7日間 5日間 72時間 48時間 24時間
  • ※可使時間は、雰囲気、母材、樹脂、アンカー筋の中で最も高い温度、硬化時間は最も低い温度を目安にしてください。
  • ※初期硬化時間(最大強度の約25%が発現する時間)内はアンカー筋に触れないでください。
  • ※5℃未満では硬化しない恐れがありますので、使用しないでください。 

アンカー仕様(例)

使用異形棒鋼
呼び径
穿孔条件
径×深さ
(mm)
必要
樹脂量
(ml)
施工可能本数
(本/セット)
許容引張荷重(kN)注1 許容引張強度
As×200N/mm2
×10-3
(kN)
降伏強度
As×345N/mm2
×10-3
(kN)
長期 短期
D10 13×90 7 42 15.6 23.4 12.8* 21.0*
D13 16×100 9 33 19.5 29.3 22.8* 37.3*
D16 20×130 18 16 32.8 49.2 39.7 68.5
D19 25×190 47 6 68.81 103.21 57.3 98.8
D22 30×220 84 3 92.64 138.96 77.4 133.5
D25 34×250 120 2 118.11 177.17 101.3 174.8
D29 38×290 171 1 135.58 203.38 128.4 221.6
D32 42×320 227 1 150.59 225.89 158.8 273.9
使用ボルト
呼び径
穿孔条件
径×深さ
(mm)
必要
樹脂量
(ml)
施工可能本数
(本/セット)
許容引張荷重
(kN)注1
許容引張強度
As×140N/mm2
×10-3
(kN)
降伏強度
As×235N/mm2
×10-3
(kN)
長期 短期
M10 12×90 6 50 15.4 23.19 8.1 13.6
M12 14.5×100 10 30 19.2 28.8 11.8 19.8
M16 19×130 20 15 32.63 48.94 21.9 36.8
M20 24×200 50 6 75.46 113.19 34.3 57.5
M22 28×220 83 3 91.90 137.85 42.4 71.2
M24 32×240 130 2 109.96 164.94 49.4 82.9
M27 34×270 146 2 126.14 189.21 64.2 107.8
M30 38×300 206 1 140.13 210.20 78.5 131.8
  • 注1:許容引張荷重は上記穿孔条件における当社算定式を用いたFc=21N/mm2の場合のコンクリート破壊により決まる算定値です。
  • ※異形棒鋼の許容引張強度および降伏強度は、D10・D13(*部)はSD295A、その他はSD345を示しました。またボルトの許容引張強度および降伏強度は全ネジボルト用としてSS400を示しました。
  • ※必要樹脂量はロス率20%での計算値です。

施工手順等

施工手順

試験片作製手順

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