多機能特殊ポリマーセメントモルタル

マグネライン®

マグネライン®

概要

補強・補修・防錆・防食、
様々な機能を持つ無機質系材料

マグネラインは、無機質主材のマグネコンパウンドと、複合高分子エマルジョンのマグネエマルジョンを現場配合して使用する、多機能特殊ポリマーセメントモルタルです。

補強・補修・防錆など、様々な機能を併せ持ちます。

その他の災害応急復旧・国土強靭化対策工法・資材はこちらをご覧ください。

災害応急復旧・国土強靭化対策 資材・工法

特長

  • 取扱いが容易で、確実な施工ができます。
  • 水道用資機材の浸出試験に合格しています。
  • 仕上がりが美しく、環境に調和した外観コーディネイトにも対応できます。
  • 鉄・コンクリートにも良くなじみます。
  • 湿潤状態で施工可能です。
  • PCM工法協会発行のマニュアルに各性能が示され、中性化・塩害などの各性能に関する照査も行えます。

PCM協会発行のマニュアル

適用例

塩害対策の事例

正負交番載荷試験

RC床版下面増厚の事例

駐車場の柱の耐震補強

開水路の補修

補強筋配置

鋼板巻立ての防錆塗装

コンクリート補修工法

規格・特性

マグネラインの特性

タイプI タイプII
作業法:吹付け、刷毛塗り、ローラー塗り
主な用途:接着材およびプライマー材として使用
作業法:コテ塗、吹付け(増厚)
主な用途:増厚材として使用

マグネラインタイプⅠ

項目 規格値 試験値 試験方法
エマルジョン:コンパウンド(重量比) 1:3.5
単位容積質量(ton/m3 1.8
付着強度(N/mm2 1.5 対鉄板2.1、対コンクリート3.1 JIS A 1171:2000準用
凍結融解試験(%) 相対動弾性係数 97 JIS A 1171:2000

マグネラインタイプⅡ

項目 規格値 試験値 試験方法
エマルジョン:コンパウンド(重量比) 6.5~7.5 1:6.5 1:7.0 1:7.5
単位容積質量(ton/m3 2.0 2.0 2.0
圧縮強度(N/mm2 30.0 41.2 44.8 54.5 JIS A 1171:2016
曲げ強度(N/mm2 6.0 13.0 12.2 14.7 JIS A 1171:2016
引張強度(N/mm2 4.0 4.2 4.4 JIS A 1113:2006
ヤング係数(kN/mm2 19.0 18.9 19.3 22.5 JIS A 1149:2001
コンクリートとの付着強度*1(N/mm2 1.5 2.0 3.0 2.8 建研式接着力試験
中性化速度係数*2(mm/√year) 0.17 JIS A 1171:2016
塩化物イオン拡散係数(cm2/year) 0.38 JSCE-G 572-2007
硬化収縮率(%) 0.049 JIS A 1129-3*3
線膨張係数(10-6/℃) 15 JIS K 6911
  • *規格値の配合は、エマルジョン:マグネコンパウンド3号=1:7としています・*その他の試験条件は、各試験方法に準じています。
  • *1:規格値はSPCMの品質規格であり、特性値とは異なります。 
  • *2:二酸化炭素濃度0.03%に換算 
  • *3:NEXCO構造物管理要領2016「左官工法による断面修復の性能照査項目」による条件に従っています。

関連カタログダウンロード

図面・技術資料等ダウンロード

名称 ファイル
【SDS】マグネエマルション(タイプⅠ用)(PDF) ダウンロード
【SDS】マグネエマルション(タイプⅡ用)(PDF) ダウンロード
【SDS】マグネコンパウンド3号(PDF) ダウンロード
【SDS】マグネコンパウンド6号(PDF) ダウンロード

関連製品・工法

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