前田工繊のウッドデッキは、リサイクルプラスチックとリサイクル木材を混合した合成木材「Kankyo-woodⅡ」を使用しているため、プラスチックの耐久性と天然木のような上品な質感の両方を備えております。一般に合成木材は、プラスチックの帯電性により静電気が発生しやすい性質がありますが、前田工繊のウッドデッキには標準で帯電防止機能を施しており、安全性にも配慮しています。
また、原料にリサイクル材を使用しており環境負荷の低減にも貢献します。
さらに、自社工場を保有し、自社で研究開発・製造・企画・販売までを一貫して行うことでコストダウンも実現しています。
前田工繊のウッドデッキ「Kankyo-woodⅡ」の特長
前田工繊のウッドデッキ「Kankyo-woodⅡ」には6つの特長があります。
Point1 帯電防止機能
プラスチックの帯電性により合成木材は静電気が発生しやすい性質がありますが、Kankyo-woodⅡには標準で帯電防止加工を施しているため、静電気の発生を抑えられます。
- ※試験結果は外部試験機関で実施した測定値であり、保証値ではありません。
- ※静電気の発生量は、温度や湿度などの環境条件および個々人の体質により大きく異なります。本帯電防止仕様は、すべての人が静電気を感じないことを保証するものではありません。
Point2 耐候性・防腐性
屋外にあるどのようなものも紫外線や雨風による劣化は防げません。しかしKankyo-woodⅡはプラスチックが木粉と木粉の間を埋め、表面を保護する構造になっているため、天然木に比べ高い耐候性・耐水性を発揮します。これにより腐朽しにくく、トゲやささくれも発生しづらくなっています。
Point3 耐滑性
Kankyo-woodⅡウッドデッキは歩行時の滑りにくさにも配慮しています。
床の滑りの評価指標である「滑り抵抗係数(C.S.R値)」は0.4以下の場合に”滑りやすくて危険”と評価されています。Kankyo-woodⅡは通常の乾燥状態に加え雨などにより表面が濡れた場合を想定した湿潤状態でも試験を実施し、両者においてC.S.R値0.58~0.65※と測定されており、どのような天候でも滑りにくく安全に歩行することができます。
- ※試験値であり、保証値ではありません。
Point4 安全性
Kankyo-woodⅡは、ホルムアルデヒドやカドミウム等の有害物質の放散量および溶出量がJIS A 5741で定める基準値以下であることを試験※により確認しており、安心してご使用いただけます。
また、天然木と異なりタバコを置いても燃え広がりにくい点も特長です。
- ※ 試験方法は、JIS A 5741「木材・プラスチック再生複合材」に準ずる
Point5 コストダウン
自社で研究開発・製造・企画・販売までを一貫して行っているため、安定した生産体制と高い品質を維持しながらコストダウンを実現しました。また、一貫生産体制により流通コストも抑えられ、かつフレキシブルな対応とスピーディーなデリバリーを提供いたします。
Point6 充実のオプション
ウッドデッキの下にコイン等が落ちないようにする目地材、表面に遮熱機能を付与した遮熱タイプ、ノンスリップ材を備えた滑り止めタイプなど、お客様のご要望に合わせた多様なオプションをご用意しています。
オプションについての詳細は、ウッドデッキ(Kankyo-woodⅡ)製品ページをご覧ください。
製品の特長について、より詳しい情報は下記製品ページにてご覧ください。
製品詳細ページ
ウッドデッキ(Kankyo-woodⅡ)
リサイクル木材とリサイクルプラスチックを活用した環境にやさしい合成木材「Kankyo-woodⅡ」を使用したウッドデッキです。
標準で帯電防止機能を備えているほか、安全性・機能性に優れ、木のぬくもりを感じる質感でオープン空間を多彩なデザインで演出します。
合成木材 Kankyo-woodⅡ
材木屑などのリサイクル木材とリサイクルプラスチックを混合し、押出成形した合成木材です。天然木に比べ高い耐久性を発揮し、リサイクル原料の使用により環境負荷の低減にも貢献しています。
加工性にも優れているため、ウッドデッキはもちろん、ルーバー、フェンス、木道・デッキなどさまざまな場面で活用でき、上品で高級感あふれる空間づくりに貢献します。