災害発生時の備えに
自然災害発生時の避難所においては、プライバシーの確保はもちろん、新型コロナウィルス他感染症の感染リスクを抑えることも重要です。
前田工繊は、長年不織布を扱ってきた日本有数の不織布メーカーとして、清潔で快適、そして安価で扱いやすい、その全てを叶える避難所用間仕切りを、日本製高機能不織布を用いることで実現しました。
スプリトップルームは、清潔で快適な生活空間の確保と、感染が疑われる方の隔離に使用できる新しい立体間仕切りです。
不織布製だからこそ。スプリトップルームの5つの特長
1.銀イオン&セラミック使用 日本製高機能不織布で清潔
スプリトップルームは、マスクの材料でもあるスパンボンド不織布(※)を間仕切りテントに採用しました。不織布の持つ撥水性、フィルター性能に加え、さらに抗菌効果のある銀イオン、防ダニ効果のあるセラミックを生地に練り込んだ当社のオリジナル日本製高機能不織布「ボナレックス®」を使用することで、飛沫や細菌の侵入を強力に抑制します。
※スパンボンド不織布とは
ポリプロピレンなどの溶解温度の低い原料を使用した不織布で、熱圧着による結合のため接着樹脂を使用せず安全で衛生的です。また、熱溶着の不織布は薄くても柔らかく丈夫に仕上がります。特に、ポリプロピレンを原料としたものは、耐薬品性に優れているほか、水分を全く吸収しない、汚れにくい、保温性に富むなどの特長も持っています。
2.衛生的な使い捨て製品
避難所で使用する間仕切りやテントは複数回使用の製品が多いですが、スプリトップルームはフレームとテント(幕体)が分離できるため、テント部分のみの取り替えが可能。医療用防護服やマスク等と同様の使い捨て製品で、常に衛生的に使用できます。
3.かさばらず備蓄保管が容易、軽量で設置も簡単
フレーム、テントともに軽量で備蓄保管が容易です。また、組み立て時は女性でも作業でき、最少2名から、数分で設置が可能。大量の設置が必要な避難所での使用に適しています。
スプリトップルーム 展張手順(組み立て式フレーム/ワンタッチ式フレーム)
さらに、吊り下げ式のため、オリジナルフレーム(組み立て式・ワンタッチ式)だけでなく、避難所のスペースに合わせて市販品のイベントテント等のフレームや、ロープ、ワイヤーにも取り付けが可能です。
4.吊り下げ構造で6面全てを覆い空間を完全隔離
抗菌性能を備えた高機能不織布で天井面を含めた空間全面を覆うことで、プライベート空間を確保するとともに、清潔、安心な状態を保持します。また、6面全てが不織布製のため、天井面を覆っていても採光性を失わず、明かりもしっかり取り込めます。
5.適度な遮蔽性でプライバシー保護と防犯性を両立
カーテンを閉め6面を覆うことで、充分なプライベート空間を確保できます。一方で、ぼんやりと人影が写る程度の不織布の適度な遮蔽性は、外からでもうっすらと人の存在を感じ取ることが可能なため、防犯性にも優れています。
不織布製避難所用立体間仕切り「スプリトップルーム」
避難所での3密対策、プライベート空間確保に
床・天井を含めた6面を日本製高機能不織布で覆う避難所用立体間仕切り。
自然災害発生時の避難所におけるみなさまの安心・安全の確保に貢献します。
▼ その他関連製品はこちら